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2009年3月

ACEH LIFEの最後に・・・

3月31日(火)

20090330kak_sarah_162 アチェで過ごしたこの1年間を、いったいどう振り返ればいいでしょうか。

どんな苦労があったか、話せば重くなってしまいます。

けれどかといって、辛いことばっかりだった訳でもありません。

胸が熱くなって泣きそうになったこともあります。

離れがたい仲間や家族もできました。

今はただただ、無事に1年の役目を果たすことができ、本当によかったとほっとしています。

今日で私はアチェを離れますが、「良心、市民の会」の活動は子ども達のため、まだまだこれからも続きます。これからの「良心、市民の会」もみなさんどうか見守っていてください。アチェの子ども達と日本の子ども達が、いつか手を取り励まし合い共に活躍してくれるはずですから…!!

最後に…みなさん、私の“ACEH LIFE”に1年間お付き合いいただき、ありがとうございました。このブログを通じ、少しでもアチェを身近に感じていただくことができたなら、幸いです。本当にありがとうございました!!

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Nagisa Lom?

3月30日(月)

20090330_035 “Nagisa Lom?”=「また戻ってくる?」

「ナギサ」は私の名前でもあると同時に、アチェ語では「戻ってくる」という意味。

何の縁か因縁か、日本語で「海岸、波打ち際」という意味の名前を与えられた私が、海から襲ってきた津波で親を亡くした子ども達に、日本語を教えにこのアチェにやってきました。アチェ語で「Nagisa」とは、「戻ってくる」という意味があると教えられたのは、こちらに来てすぐの頃。鳥肌がたちました。

初めてアチェを訪れた時、どうしようもなく子ども達の笑顔にひかれ、ここで暮らす決心をし、私はまさしくアチェに「戻ってきた」のですから。

最後の授業の今日、子ども達にこの缶バッジをプレゼントしました。いつまでもみんなの心に「渚」という名前が残りますように。そしてまた戻ってこれることを、またみんなと会えることを願って…!

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家族と過ごす日曜日

3月29日(日)

アチェで過ごす、最後の日曜日。昼前から、お母さんとお父さんと結婚式を3件はしご。家に戻って、アムルと昼寝。夕方からお母さんとマルタバ・ママスペシャルを作って、家族みんなで親戚があつまるおじいちゃんの家へ。20090329_036 みんなで持ち寄ったお菓子や食べ物をつまみながら、たあいもない話をして、ゆっくり過ごしました。毎週のようにある結婚式を、今日は3件もはしごして、家族や親せきを大切にするアチェらしく最後の日曜を過ごすことができました。すごく心が満たされて、幸せな休日でした。日本でもこんなふうに家族を大切にできるよう、時間と心にゆとりをもって日々を過ごしたいものです。

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いつもと違う

3月28日(土)

20090329_003 毎週土曜日に集まって一緒に日本語の勉強をしていた、アチェ日本語教師会のメンバーと会うのも、今日で最後になりました。今日は最後だからと、勉強はなし。かわりにみんなで、私の大好きなエステレール(7月15日の日記で紹介)を食べに行きました。いつもはよく喋るメンバーも、今日は無口。別れがさみしいと、言葉って出ないものなんですね。20090329_006 伝えたいことや思い出話ならいっぱいあるはずなのに、言葉が出ない。いつもとは明らかに違う雰囲気に、余計さみしさがつのります。

アチェの有名なモスクの前で、最後の記念写真を撮って、しんみりしてしまわないうちに笑顔でみんなと別れました。

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先生の良い所・悪い所

3月27日(金)

20090327_045 今日もいつも通り晃月スクールに行くはずが、なんか様子が変。なぜかケンタッキーに連れていかれる…とそこでは、子ども達がサプライズお別れ会を準備してくれていました。さみしくなるから、お別れ会はしたくないと散々言っていたのですが、まんまとはめられてしまいました。笑いあり涙ありの思い出に残る、とても素敵なパーティーになりました。

途中子ども達からなぎさ先生の良い所・悪い所の発表があって、かなりドキドキ。良い所→キレイ、かわいい、ワンダフル、sempurna(スンプルナ・完璧)とまぁすごい言葉がいっぱい出てきました。意外だったのは、sabar(サバール)と言われたこと。よく意味がわからない言葉だったので、帰って辞書で調べてみました。「落ち着いた、温和な、あわてない、物静かな、忍耐強い」と書かれていました。なるほどー。子ども達には、そう見えていたんですね。そして悪い所→いつも笑顔だから、何を考えてるのかわからない。まだ独身なこと。となかなか的確な指摘をいただきました(^_^;)

20090327_058 そして何曲も何曲も子ども達から歌のプレゼントをもらい、歌いながら泣く生徒の姿を見て、私も涙が止まらなくなってしまいました。

この1年間、言葉も文化も気候も違う国で暮らす私を支えてくれたのは、あなた達の純粋さ、まっすぐさ、そして笑顔でした。本当に、ありがとう。

月曜日の最後の授業は、もう涙はなしですよー!!

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見納め

3月26日(木)

20090326_081 ミーティングや晃月スクール訪問などのスケジュールをこなし、理事とオジさんは昨日の夕方アチェを離れました。スケジュールの合間をぬって、昨日の朝6時から海に行ってきました。20090326_074 平日の朝、海岸には私たちだけ。海で泳いでいるのは、理事とオジさんだけ。私もだーれもいない海岸を、寝起きのぼーっとしたあたまでぼんやり歩きます。綺麗なアチェの海をゆっくりと見納めてきました。

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オジ先生

3月25日(水)

20090326_102 理事とオジさん、アチェ滞在最終日の今日は最終ミーティングや晃月スクールを訪問。理事から新しい先生を紹介され、緊張する子ども達。オジ先生は日本語も英語も堪能と知ると、子ども達は一段とシーンとし、そのあいさつを真剣に聞いていました。いつかこの子ども達も、将来日本でのWORK&STUDYを実現させ、アチェに戻り、オジ先生のようにインドネシアと日本のために活躍してほしいなぁ!!

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まだお尻が青いです。

3月24日(火)

20090326_031 sensei to senseiレッスンは、今日で最後の授業となりました。今日は理事とオジさんも訪問しに来てくださいました。まずは、先週の総まとめテストを返却。最高点は66点。平均点は50点以下と、相当厳しい結果…。やはり大人に向けて、週に1回の授業で3か月間というレッスン形態ではなかなか結果を出すことができませんでした。けれどみなさんとても積極的で、理事に向けてできる限り日本語で一生懸命自己紹介をしてくださる姿を見てうれしいと同時に、きちんと結果を出すことができなかったことにとても申し訳なさを感じました。日本語教師1年目。まだまだ、経験が必要です!!

20090326_025 そして最後に、この3か月間の修了証書をひとりひとり授与させていただきました。4月からはオジ先生がこのsensei to senseiレッスンも引き継いでくださることになりました。みなさん、どうか心機一転またがんばってくださいね!!

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プリ日本語能力試験

3月23日(月)

今日は約3か月ぶりに、サラ先生と晃月スクールへ。1月から2か月の予定だった産休が少し延びて、今日から復帰となりました。「晃月スクールの子どもたちが恋しい」と最近よくもらしていたサラさん。それは子ども達も同じ。サラ先生の姿が見えるなり、「キャー!サラ先生!!」とみんなうれしそうに駆け寄ってあいさつしていました。アチェの子ども達は、感情表現がとても素直でストレート。アチェの子ども達のこういうところが、とても大好きです。

20090326_010 そして喜びもつかの間。・・・そう、今日はプリ日本語能力試験の日。3つあるセクションのうち「文字・語彙」と「聴解」というセクションをやらせてみました。聴解試験は、かなり苦戦しみんな「めまいがするぅぅぅ」と嘆いていました。20090326_008 けれど、答え合わせをしてみたら両方ともまぁまぁの出来栄え。とても優秀な学生1人を除いて、みんなまだ合格点には至らないですが、予想よりも手ごたえがありとてもうれしい結果となりました。

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新しい力

3月22日(日)

20090326_055 今日から4日間、理事がアチェに滞在します。今回の訪問は、4月から3か月間私の後を引き継いでくださるファルロジさん(通称オジさん)と一緒です。4月からの新たな態勢、活動に向けてミーティングなどを行います。

オジさんは、理事にとって家族のような存在。というのも、以前オジさんは理事の家に一緒に住み、同志社大学留学生別科に通っていたのです。オジさんが日本にいる時にスマトラ沖大地震による津波が起こり、アチェに大きな被害をもたらしました。オジさんの親戚家族が、すべて亡くなったという知らせを受けた、松川晃月氏(良心、市民の会名誉顧問・理事の義父)の呼びかけでアチェでの支援がはじまり、その活動が良心、市民の会発足へとつながりました。

これまでもオジさんは、その語学力を活かし、良心、市民の会の活動を支えてくださっていましたが、良心、市民の会誕生のきっかけとなった彼が、いよいよアチェでの活動をスタートさせることになりました。

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マルタバ・ママスペシャル

3月21日(土)

20090326_108 朝ごはんに、お母さんがよく作ってくれる私の大好物。マルタバ・ママスペシャル。マルタバというのはインドネシア料理で、玉ねぎなどが入った玉子焼き。そのマルタバを、お母さん流にアレンジしたもの。だから名前が、マルタバ・ママスペシャル。玉ねぎやネギ、塩を加えて平たく焼いた卵焼きを、クレープよりももっと食感のある小麦粉からできた薄い生地で包んで焼いたもの。20090326_105 玉子焼きよりも、食べ応えがあって、クレープでもないし、ピザでもないし…いったいなんと表現すればいいのか…。けど、これにケチャップ(本来は、チリソース)をつけて食べるとすごくおいしい!!インドネシア料理というよりも、洋風な感じのする、マルタバ・ママスペシャルです。

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漢字地獄

3月20日(金)

20090317_029 月曜日に迫った、プリ日本語能力試験。通常の授業を一休みして、この1週間は特別試験対策。模擬問題のプリントを、山のように配布して練習。点数稼ぎになりそうな、漢字を特にガンガンやらせてみました。20090317_028 「このプリントが終わるまで帰っちゃダメ!」「宿題はこのプリントを全部覚えること!」とかなりスパルタ。私も必死です。

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さぁあともう少し…!

3月19日(木)

今日は体調を戻すべく、一日家でゆっくり過ごしました。まだ少し頭痛が残るものの、だいぶ元気になれました。1年の任期もあと少し、というところでこの状態。そんな自分が、情けなくなってしまいます・・・(>_<)あともう少し、あと1週間と少し。がんばります!

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痛い

3月18日(水)

昨日の夕方から頭が痛くて、夜にはまた発熱。最近、発熱は月1ペースかそれ以上(*_*)今日になって熱は下がりましたが、頭痛は治るどころかパワーアップ。かがんだり、首を下に向けたり動かすだけで、背中から首、頭のてっぺんにまで激痛が走ります。こんな頭痛は初めて。それもこれも、みーんなきっとお風呂につかれないからです(>_<)…お風呂につからないから、疲れが取れなくて急に熱が出たり、肩こりがひどくなって激痛の頭痛になったり。きっときっとそのせいです。・・・と思わないと、何か病気だと怖いので。そのせいにしておきます(^_^;)

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あぁドキドキ

3月17日(火)

20090317_035 今日のsensei to senseiレッスンでは、この3か月間のまとめテスト。いつも思うことですが、テストは教師の側にとってもドキドキもんです。先生がきちんと教えていれれば、学生はきちんとできるだろうし、抜けているところや伝えきれていないところがあれば、学生は解けません。特にこのsensei to sensei レッスンでは、週1回の限られた時間数である程度まで進もうと多少強引に進めたので、細かいところまできちんと配慮しきれていないのが現実…。そこがあだとなってでなければいいのですが…。さて、今から採点。あぁ、どきどきする((+_+))

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外国語としての日本語

3月16日(月)

今日から1年生は、形容詞の勉強に入りました。「あたらしい」「ふるい」「おおきい」「ちいさい」「ふとい」「ほそい」「たかい」「ひくい」など…いっきに24個。今日は、「い」で終わる形容詞、「い形容詞」を取り上げました。「え?形容詞って、全部いで終わらない?」と思われた方…!鋭いです!私たち日本人が国語を習う時は、形容詞は「い」で終わると習いました。けれど、日本語教育では「しずか(な)」「きれい(な)」など「な」で終わる「な形容詞」と呼ばれるものと2種類あります。「な形容詞」は、私たちが学校で形容動詞として習ったものに相当します。

こんなふうに、私たちが「国語」として習った日本語と、「外国語」としての日本語とでは文法の切り口が違うことがあります。

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そこに捨てるなー!!

3月15日(日)

20090317_011 アチェの町は、都市のジャカルタやメダンに比べるときれい。というのも、今日は「ゴミ」の話。きれいといっても、最近新しくできた建物でさえこのありさま。インドネシアでは、ゴミをポイ捨てするのは当たり前。「ゴミ箱はどこ?」と聞いたら、「どこでもゴミ箱」という答えが返ってきたという話を誰かから聞いたことがあります。「ゴミを捨てなかったら、集める人の仕事がなくなる」って言われた日には、あきれ返ってものも言えません。日本みたいに、まだ使えるものもゴミにしてしまうのも問題ですが、百歩譲って、バナナの皮や果物の種なんかは自然にもどるからエコだとしても…なんだかねぇ。。。ラビラビの窓から、子連れのお母さんが「ポィッ」と飲み物のパックを捨てる姿を見ると愕然とします。あくまでもみんながみんなそう、という訳ではありません。20090202_006 知ってる人はちゃんと、ゴミはゴミ箱に捨てます。我が家でも、アムルは2歳になる前からちゃんとゴミはゴミ箱にすてます。教育って大事。ちゃんと、ゴミ箱が置かれている学校を見るとほっとします。

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アチェに来て一番うれしびっくりな日

3月14日(土)

以前メダンでお会いした、北スマトラ大学の日本人の先生の紹介で、今アチェに来ているという北スマトラ大学の卒業を控えた日本語学科の学生さんと今日お会いしました。名前はフェニーちゃん。会うなり、「先生!能力試験2級の勉強を教えて下さい!!」とお願いされました。「…ごめんなさい。私もうすぐ日本に帰るの…。」「…そうですかぁ。」と、本当に残念そう。はきはきと上手に日本語を話す元気な彼女に、とてもいい印象を持っていた私もとても残念。

その後いろいろ話を聞いてみると、アチェ政府の奨学金を利用して8月に日本に留学しにくるって言うじゃありませんか。「へぇ、すごいね!よかったね!!で、日本のどこ?」「ナラ」「……?…??ナラ?…奈良?!」一瞬、その答えを理解するのに少し時間がかかりました。全く想像だにしていなかった答えだったから。だって、だって、アチェで知り合った女の子が、私の地元の奈良に留学しにくるなんて話を誰が想像しましたか?!彼女の北スマトラ大学は奈良の天理大学と関係があるそうで、彼女は天理大学に通うそうです。はぁ、本当にびっくり。(もうひとつプチびっくりは、私の元職場が天理なこと。)アチェで一緒に勉強できなくても、奈良で一緒に勉強できるやん!奈良でまた会えるやん!!とふたりでとても興奮してしまいました。いやぁ、本当に人の縁って不思議ですね。

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いよいよ試される時が…

3月13日(金)

今月23日月曜日に、晃月スクールでは英語クラス日本語クラス共に試験をすることになりました。これは前々から、理事がやろうやろうと言っていたプリ能力試験&プリTOEFLのこと。子ども達のモチベーションアップと将来に活かすために、晃月スクールでは日本語能力試験とTOEFL受検を目標にしています。今回の試験はそのための、「お試し」試験。英語クラスも日本語クラスも、子ども達のレベルはそこまで達していないというのが、実際のところなのですが、ここは心を鬼にして、子ども達に世界のスタンダードのレベルを知らしめようということになりました。

ということで、今日の2年生の授業ではまず『能力試験とは!!』というところから始まりました。「インドネシアでの、去年の能力試験の受験者数は、9500人。」と話すと、そんなにいるの?と驚いた様子。「いよいよこの時が来たか」とばかりに私の話に真剣に耳を傾けている子ども達の姿に、頼もしさを感じました。

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違和感から生まれた疑問

3月12日(木)

20090317_019 今日も、日本語の授業がある高校を訪問してきました。今日の高校は、イスラム教の寄宿学校。イスラムの学校だったからという訳ではないとは思いますが、今日は日本の宗教のことが話題にのぼりました。日本で労働研修生だった、ズル先生は日本で日本人に「宗教は何ですか?」と聞いたら、「ない」と答えられた。だから「日本には宗教がない」と説明していました。これには、妙に違和感を感じた私。日本にも宗教ありますよね??ただ、日本人はそれをあまり意識してないだけで…。20090317_018 「日本人はとてもいい人でとても礼儀正しくて嘘をつかない、なのにどうして宗教がない?」と聞かれ、これには困りました。日本人の感覚からいけば、礼儀正しくて、嘘をつかないのは、宗教じゃなくてそれは社会的にそれが認められてないからですよね?だから、とっさに「それは宗教じゃなくて、文化だよ」と答えました。けれど後でよく考えてみたら、小さい頃祖母に「嘘をついたり悪いことをしたら、地獄に落ちる」とよく教えられました。・・・ということはこの考え方の根本は、宗教(ここでは仏教)になるのか?という考えもでてきて、混乱してきました。

それにしても海外にいるとほんと、「日本」とか「日本人」とかとにかく日本のことをよく考えさせられます。

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木がいっぱい集まればそれは…?

3月11日(水)

今日から、1年生は漢字の勉強をスタートしました。ひらがなもカタカナももう難なく書けるようになっている子どもたち。「先生、漢字はいつから勉強するの?」と前々から催促されていたほどです。日本語を学ぶ学生たちがつまずいて、日本語が嫌になってしまう理由の一つは、「漢字」の存在。子どもたちが漢字嫌いになっては困る…!ということで、初日の今日はゲーム感覚で漢字を勉強。黒板に「山」と書いて、これはどういう意味でしょう?と先に考えてもらいました。その後黒板に山の絵を書いて、「この山の形が山という漢字になったんだよー」「へぇぇぇ!!」「木・林・森」の成り立ちは、自分が小学生の時に習った時の「漢字っておもしろい」って思った記憶が今でも残っています。だって、木が二つで林、三つ集まって森ですよぉ。昔の人は上手に考えますよねぇ!!

ちなみに、「木が四つでどういう意味?」「ジャングル!!」とか言って、遊びませんでした??なつかしいなぁ。

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熱唱

3月10日(火)

20090203_009 一緒に住んでいるサラさんの息子さん、アムル。今、2歳3か月。最近のお気に入りの歌は、『どんぐりコロコロ』と『おもちゃのチャチャチャ』。私が「♪どんぐりコロコロどんぶり…?」と歌うと、『こ!』と応えてくれます。「お池にはまってさぁたい」『へんっ!』「どじょうが出てきてこんにち」『わっ!』「坊ちゃん一緒に遊びま」『しょ!!』まぁ、歌ってるっていうか、正しくは叫んでるだけなんですけど…。私が来た頃は、日本語はもちろんインドネシア語もまだほとんど喋れませんでしたが、この1年でだいぶ喋れるようになりました。去年の4月には「はよー」としか言えなかったけど、今ではちゃんと「おはよー」と言えます。それに、日本の童謡まで歌えるようになるなんて(*^^*)写真は、いないいないばぁをして遊んでるところ。これは、私が来た頃からずっと大好き。

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うれしいのに切ない再会

3月9日(月)

ラビラビ(小型の乗り合いバス)に乗った時のこと。「まだ日本に戻らないの?」と不意に声をかけられ、「この人、何で私のこと知ってるん?!コワイ!!」と一瞬すごく緊張したのですが、彼女の顔を見てふと思い出す。彼女は、アチェでの生活に少し慣れ出して、ようやくラビラビも乗りこなせるようになって来た頃、同じラビラビに偶然乗り合わせた女性だったのです。当時とても緊張してラビラビに乗っていた私。乗り合わせた人と、会話をするなんてことはほとんどありませんでした。けれど、初めてラビラビでインドネシア人っぽく乗り合わせた人と楽しく会話ができた相手が、彼女だったのです。「うわーー!また会ったねぇ!」とお互いうれしくて、再会するなり携帯で記念写真を撮ったり、もうすぐ帰国することを話したりしました。「ええーもう帰っちゃうの?早いねぇ。」と言われ、もうこんな風に偶然会うこともなくなるのかと思うと、ふとアチェを離れるさみしさを感じます。

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神戸の三宮に

3月8日(日)

神戸の三宮駅から徒歩10分のところに、とっても立派なイスラムの礼拝所、モスクがあるそうです。見たことある方、いらっしゃいますか?アチェに来るまでは、イスラムについてほとんど何も知らなかった私。日本にモスクがあることどころか、ムスリム(イスラム教徒の人)がお祈りする場所がモスクだということすら、よく分かっていなかった私。「ナギサ、日本にはムスリム(イスラム教徒)はたくさんいるのか?何人くらい?」とお父さんに聞かれたことがあります。その時は、「わからないけど、もしいても、少ないと思う。」としか答えられなかったのですが、最近読んだ本によると日本のムスリム人口は、およそ7万人あまりで、まだ増加傾向にあるそうです。

日本で、イスラムと聞いてイメージするのは「テロ」や「イスラム原理主義」という言葉ではないでしょうか?けれど、このイメージは完全に間違っています。「イスラムはテロや戦争を容認するような宗教じゃない。アメリカ同時多発テロを起こしたのは、イスラムの教えを間違って解釈した人たちだよ。」とインドネシアに来た頃、ムスリムの友人が教えてくれたことがあります。

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”勤勉と和”

3月7日(土)

20090307_014 日本語教師会のメンバーが授業を行っている、学校の訪問。今回で、5校目となりました。日本のことを紹介する授業も、手なれたものとなってきました。どんな話をすれば、みんなよろこんでくれるか。そんなツボも掴んできました。いつも必ず出す話は、食べものの話。日本にもサテ(焼き鳥)があるし、ミー(うどんやそば、ラーメン)も、ミーゴレン(焼きそば)も、ナシゴレン(焼き飯)も、マルタバ(大判焼き)もあるし、日本人も毎日白いごはんを食べるよ。と教えてあげます。みんな決まって「へぇー」と言ってくれます。あと必ず出るのが、「戦後日本が発展したのは、どうしてか」という質問。初めはこの質問にはとても困っていましたが、最近は「日本にはインドネシアみたいに豊富な天然資源がないから、みんな自分たちの頭と体力を使ってがんばったこと。そして、みんなで協力し合いがんばるということを意識していたことかな。」と答えるようにしています。どうでしょう?この答え。

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小ネタを用意して

3月6日(金)

20090307_010 「わたしはムニラさんにあめをあげます」「わたしはリザさんにあめをもらいます」今日の晃月スクール1年生の授業では、「あげます」「もらいます」の表現を勉強。実際にあめを使って、友達同士であげたりもらったり。こういう小道具を用意すると、いつもとても食い付きがいい子どもたち。練習も自発的にやってくれるし、楽しそうに授業に参加してくれます。

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アチェの扉

20090308_001 3月5日(木)

日本に帰るまでに買っておきたかったものひとつ、アチェバティックの布。バティックとは、インドネシアの伝統的な染色工芸のこと。ロウで生地を防染して、染色します。このロウで柄を防染するのに、相当の手間と時間がかかります。ロウを一滴一滴布に落として線を描くのです。

私が欲しかったのは、バティックはバティックでもアチェのバティック。なぜアチェのバティックなのかというと、バティックの柄は地域によって特徴があるから。どうしてもアチェの柄を使ったバティックが欲しかったのです。特に私が好きなモチーフは、このピントゥ・アチェという柄。ピントゥとは扉という意味で、その名の通り扉がモチーフとなっていてそこに小さな花の柄も描かれていたりします。

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課題の与え方

3月4日(水)

20090307_007 今日の晃月スクール1年生は、クロスワードパズルをしました。インターネットからダウンロードした教材。まだ習っていない言葉や、文法項目も含まれていましたが、どの程度できるか思い切ってやらせてみることにしました。「にほんごの○○○はとしょかんにあります。」「このケーキは○○○○です。」「しろい○○を1まいください。」「お○○○は?さとうゆかりです。」「8じにあさ○○○をたべます。」「ともだちの○○でしゅくだいをします。」「あの○○○○かばんはあなたのですか。いいえ、わたしのはあのちいさいのです。」など。習っていない言葉は授業の本題に入る前に、教えておくのがいつもの授業のやり方。子供たちが「できない」ことが心配な気持ちを今日はグッと我慢し、新しい言葉を教えずにやらせました。すると、子どもたちは知っている単語、そしてすでに埋まったパズルを手掛かりに自分で考えようとします。それでも、わからない言葉があれば自分から聞いてきます。そうやって進めた結果、私の予想より多くみんなパズルが解けていました。日本語教師の養成学校で、「学生のレベルより、少しむずかしめの課題を与えることは、学習をより効果的にする」という理論を習いましたが、それを身をもって実感できました。

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フットサル&コーヒー

3月3日(火)

20090307_004 インドネシアは暑いので、みんな運動はおろか、普段道を「歩く」ということさえあまりしたがりません。それはここにいれば、私も同じ。けれど、好きな人はやっぱり好きなんですね。夕方になると、運動公園にはジョギングしたり、バドミントン、バレーボール、バスケットボールをする人が集まります。そして、アチェでは貴重な運動の場所がもうひとつオープンしました。名前は、「フットサルカフェ」。20090307_006 我が家のお兄さん、メックスさんが今日オープンさせました。フットサルコートに隣接したカフェでは、アチェコーヒーを楽しむことができます。フットサルとコーヒーってあまり合わない気もするけど、アチェの人はコーヒー好き。だから、きっとたくさんの人が集まるはずです(^.^)

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「せんせい、おいしくないです!」

3月2日(月)

20090302_031 毎月恒例の、日本の季節の活動を紹介する授業。今月は、もちろん「ひなまつり」。毎月やる気マンマンでこの授業に臨み、授業のあとには「大好きな日本のことを子どもたちに知ってもらえた」とかなり満足感を得ていた私。今月も前々から実家の母に頼んで「すし太郎」を送ってもらい、朝からせっせと卵を焼いたりちらし寿司を準備をして、相当入れ込んでいました。「みんな喜んでくれるやろうなー♪」とうきうきしながら。…ところが、今日は大失敗。20090302_022 ちらし寿司の味が、子ども達の口に合いませんでした(>_<)インドネシアでは、酢を使った料理がほとんどありません。だから、子どもたちにはなじみがない味だったのです。。。しまいには、自分が教えた日本語で「せんせい、おいしくないです!」と言われる始末。この時ばかりは、子供達の上達ぶりを恨みたくなりました(-_-)あーあ。それにしてもショック。みんな、ごめんねー。

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3月=最後の月

3月1日(日)

さあ、いよいよ3月になりました。早いもので1年間の私の滞在も、この3月で最終月となります。3月30日には、晃月スクールでの最後の授業。31日にはアチェを出て、4月1日には日本に戻ることになりました。帰国の日程も決まり、いよいよ終わりが近付いてきたという感じです。やりきったという思いと、まだやり残してることがあるんじゃないかという思いと、色んな思いが渦巻きます。私が1年間子供たちと過ごした意味を“何か”残せるよう、最後の授業まで精一杯がんばろうと思います。

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お風呂がないなら…

2月28日(土)

もうすっかり雨季から乾季に季節は変わったようで、最近雨もほとんど降らず信じられないほどの暑さが続いています。ちょっとそこまで、と歩いて出かけるだけで汗だく。すぐ脱水症状になって、頭痛がしてきます。ついついクーラーに頼ってしまったら、風邪をひきました((+_+))水浴びのみのお風呂なし生活のせいで、疲れも相当溜まっているようで最近よく体調を崩します。そして首から肩背中と全身が重くて痛い…。

今朝は朝から温かいお湯に塩を入れて、お風呂の代わりにフットバス。そして、熱いお湯で絞ったタオルを首と肩にのせ、ストレッチ体操。そのあと1日寝続けました。明日も、何もせず体調を戻すことに専念したいと思います。あと1か月。どうか、体よもってぇぇ(*_*)

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メタボ対策には日本食

2月27日(金)

20090227_044 今日の晩ごはんは、日本食。みささんと一緒に準備しました。すき焼きとかき揚げと手巻き寿司。私の担当は、手巻き寿司。すしのこをごはんに混ぜて、具を切るだけ(^_^;)手巻き寿司のネタは、みんなの好みに合うようにアボカドと玉ねぎのスライスと海老。「アボカドはインドネシアでは、フルーツとしてジュースにして飲むけど、日本ではこうやってお寿司とかサラダに使うよー」などと、話しながらみんなでマキマキ。かき揚げはインドネシアにも、同じようなものがあるのでかなり好評。すき焼きもおいしかったー。けど、いつもは「食べすぎ!!」と家族に叱られるお父さんが、手巻き寿司を一つ食べただけで「もうお腹いっぱい」と言いだして家族みんなでびっくり。お父さんは、ハイコレステロールな食べ物が大好き。少しメタボ気味なお父さんには、日本食はヘルシーすぎてもの足りなかった様子。「これから毎日日本食にしたら、お父さんあんまり食べずに痩せていいかも。」と家族全員意見が一致しました(^_^;)

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こんなメールが届いた

2月26日(木)

昨日、理事から「ごくろうさま」というタイトルで、こんなメールが届きました。

「いよいよ残り1か月ですね。渚ちゃんがアチェ行きを決意してくれたことだけでも、本当に意義深いことと感謝しています。何年か経った後に振り返ってみて、渚ちゃん自身にとっても有意義な一年間の経験となることを願っています。残りの期間、体調に気をつけて無理せず日々を過ごしてくださいね。」

理事と言っても、歳も近くお兄さんのような存在の理事。そんな理事に「活動の事務的なメールを一方的に送って来る以外に、労をねぎらう言葉ひとつもかけてくれない。」と愚痴っていた私。「この1年の滞在で、いったい自分に何ができたのか?子どもたちに何を残すことができたのか?」と自問自答し悩んでメールを送ったのは、先月の話。その時も特に返事はなかった。なのに、不意に送られてきたこのメール。本当に、うれしかったです。この一言を言うために、今までわざと冷たくされていたのかと思うほどですが(;一_)このメールのおかげで、この1年がんばった自分に胸が張れそうな気がします。とは言え、まだ活動はあと1か月残っています。残りの力を振り絞ってがんばります!!理事!!

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妙にはしゃぐ

2月25日(水)

20090227_027 今日の晃月スクールには、お客さまがありました。日本から来た大学生の男の子、しょうたろうくん。東京の外国語大学でインドネシア語を専攻していて、アチェであった紛争に興味があって、現地のNPOでインターンシップをしながら勉強しているそうです。

これまで、女性のお客さまが多かった晃月スクール。若い日本人の男性と触れ合う機会はあまりなかった子供たちは、妙にはしゃいでいました。女の子は「かっこいい」とうれしそうにはにかみ、男の子たちはまるで兄貴分ができたかのように接していました。

しょうたろうくん、楽しい時間をありがとう。「せんせい!しょうたろうは、今度いつくるの?」と何度も聞かれて困ってます。ぜひ、また会いに来てあげてくださいね

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豆のジュース

2月24日(火)

20090227_034 インドネシアには、こんなジュースが売っています。一番左のASAM JAWA(アサムジャワ)というのは木の実のジュースで、すっぱい(アサム=すっぱい)飲み物。真ん中は、KACAHG HIJAU(カチャンヒジャオ)という、ちいさな緑色の豆で作ったぜんざいみたいな甘いジュース。一番右は、豆乳です。

アサムジャワは、個人的には少し苦手であまり好きではありません。けれど、カチャンヒジャオと豆乳はハマっています。特にカチャンヒジャオは「豆のジュースなんておいしくなさそう…」とずっと敬遠していたのですが、友人が飲んでるのを見て恐る恐る試してみたら、意外とイケる!体にもよさそうなので、今では自ら進んで飲んでいます。日本でも売ってくれへんかなー。

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SBY

2月23日(月)

今のインドネシアの大統領は、スシロ・バンバン・ユドヨノ氏。彼は国民から、SBY(インドネシア語読みでエスベーイェー)と呼ばれています。

そんなSBYが、今日アチェにやって来ました。1週間くらい前から、アチェの町はその準備に追われていました。特に、彼が泊まるというホテルに近い私の家の近所では、急に道路工事が始まったり、パトカーが一日に何回も通ったり。我が家のお母さんは、式典の会場の装花を頼まれたらしく、2,3日前から忙しく家の電話も携帯も鳴りっぱなし。

「すごい騒ぎやねー」と私が言うと、「SBYが来るからね!」とみんな口々に言います。なんだか、そのSBYという響きがとても好きな私。日本人がキムタクとかって略すのとおんなじ感覚でしょうか?

各国からのスマトラ沖地震と津波の支援で造られ、“Thanks to the World”と名付けられた公園で開かれた復興事業完成式典で、SBYは、「2005年8月に締結された和平合意は、紛争から抜け出すためにアチェ市民が選択したものだ。和平を脅かすものがいないよう、共に守っていこう。もはや(スハルト政権下で発令され、国軍による住民虐殺を引き起こした)軍事作戦地域(DOM)も、GAM(独立派武装組織・自由アチェ運動)もない。インドネシア国民の一員として、個人の利益だけを追求するのはやめ、和平と再建を再建させる努力を続けてほしい。」と演説されたそうです。

津波復興支援を終えた海外からの支援団体が、続々と撤退し今後のアチェの治安情勢が懸念されている中、このタイミングで大統領がアチェを訪れ、アチェの平和を強調したことはとても意味深いことだなと思います。

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